スタッフパウの奮闘

マズロー

まずはこちらをご覧ください。

人間は絶えず成長する生きものである。「マズローの欲求段階説」

参照文献

人間は絶えず欲求とともに生活しています。

身体的な欲求として、生理的欲求(睡眠欲、食欲など人間が生きるために基本的欲求)がまず存在し、ある程度満たされると次は安全欲求(安全な暮らしをしたいという欲求)を求めます。

次からの欲求は社会で生きていくために必要な社会的欲求、認められたいという承認欲求、そして最後に自己実現の欲求を人間は満たしたいと思う(マズロー曰く)らしいです。

その上の欲求として、最高級の欲求である自己超越という欲求があります。見返りを求めず、何かの課題や使命、職業、仕事に貢献している状態のことを言います。

ちなみに自己超越をできる人間は全世界でも約2%の人間しかいないと言われています。

僕が思うに自己超越できる人間は生まれも育ちもかなり良い環境にないと難しいと思います。逆を言うと、めちゃくちゃ贅沢なことですよね。全ての欲求を満たし、他者のために何かができる。

スタッフを一人紹介します。

バナナペーパー工房立ち上げから刺繍やハサミでの細かい作業を担当してくれているパウです。(ちなみに一般社団法人Kumae副代表折目はパウの右腕。いや、左足の親指の存在です。)

3年も前の話なので、できれば時効になっていてほしいのですが、立ち上げ当初はほんとーーーーーにお金がなく、彼女の給料は45$でした。(今やその3倍以上)

Kumaeの工房にはミシンを扱えるスタッフが4名いました。1年前に情熱大陸でも紹介されたキムが辞め、3ヶ月くらい前に一人が結婚したことを機に、他2名も辞め、残り一人となってしまいました。恥ずかしい話ではありますが、カンボジアでは結構あるあるの出来事です。

若い集団だったということもあり、誰になにを言われても嫌な顔をする年頃で、カンボジア人マネージャーと非常に頭を抱えていました。マネージャーもミシンができる人ではないので、細かいことは言えませんでした。

辞めた時期、ミシンのできる新しいスタッフを雇うリクルートをしようとしたのですが、マネージャーは同じことになるのを恐れてなかなか決められずにいました。

「パウがミシンできたらなー」と嫌味っぽく冗談で言ったつもりでしたが、次の日からお昼休み30分返上、3時の休憩30分返上で毎日1時間、ひたすら自力でミシンの勉強をするパウの姿がありました。それから2ヶ月、毎日の積み重ねでミシンを使ってポーチを縫えるようになりました。

もともとゴミ山で働いていたパウ。ゴミ山に僕が石鹸を配りに行くと、横入りが当たり前の状況でいつもらえるか分からないのに一番後ろで謙虚にずっと待っていたパウ。

そんな彼女が生理的欲求や安全欲求、社会的欲求を満たし、承認欲求を求めて、あるいは自分がやりたいと思ったことを実現しようとする自己実現の欲求を求めて、毎日頑張っています。

行動こそがメッセージ。

僕の師匠の言葉を、僕を通して受け継いでくれたパウに感謝。工房のスタッフみんなに感謝。

給料45$という暗闇のなか、何があるのかわからない未来をいっしょに作ってくれたパウ。自分がミシンをやることになるなんて想像もしていなかったでしょう。自分から休みを返上して仕事の練習をするなんて思ってもいなかったでしょう。

想いを形にしてくれてありがとう!

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