宗教 、価値観、考え方をどう受け入れるか。

宗教 、価値観、考え方をどう受け入れるか。

※個人的な意見で、もしかしたら特定の宗教観について不信感を覚える方もいらっしゃるかもしれません。

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僕は特別に信じている神様がいません。
多くの日本人の方がそうかもしれませんが、僕は決まった日にお寺に行ったり、週末にミサに行ったり、メッカを巡礼するような習慣がありません。

ただ、特別に信じている神様がいないだけで、受験前に神頼みをしてみたり、年末年始には神社にお参りに行ったりはします。家に仏壇もありますし、神棚もあります。

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今日、スタッフの一人が仕事中に倒れてしまいました。
今月初旬にもそのスタッフは倒れてしまい、病院に連れていきました。
血液検査とお医者さんの見解では、低血糖と心臓が弱いと診断されました。

この1ヶ月間特にこのスタッフが1回目に倒れたところから、
僕の電ノコによる怪我、入院
お店への泥棒の空き巣
バナナペーパースタッフの原因不明の頭痛や腹痛
お店のWifiが突然使えなくなったこと
紙をプレスする機械が2台とも同じ日に壊れたこと
スタッフの2回目に倒れたこと

を踏まえて、バナナペーパースタッフであるカンボジア人はみんなで力のあるお坊さんのところに行くことを勧めました。
何か悪いモノが僕たちに悪さをしてるんではないかと考えたからです。

このような環境下で育ってきたことのない僕にとっては、
スタッフは低血糖だから・・・とか、
電ノコは疲れからの不注意だから・・・とか、
機械類は寿命もあるし、壊れちゃうよね・・・とか、
いう考えになってしまいます。

僕は経営者です。
スタッフが働きやすい、働きたいと思ってもらえる場所を作るのも経営者の仕事です。

工房がある場所に今働いているスタッフが少しでも不安があったりするのは、
経営者としては失格だと考えました。

仏教徒だから、こう考えるんだ。
キリスト教徒だから、こう考えるんだ。
イスラム教徒だから、こう考えるんだ。
なんていう島国的排他的考え方は通用しません。

僕はカンボジアで生かさせてもらっているご恩は、カンボジアに返さなければ気が済みません。
カンボジアの土地で事業をさせてもらっている以上は、カンボジアを最大限リスペクトしたいです。
もっと言えば、今働いてくれているスタッフが、働いている環境に少しでも不満があればできるだけ早急に解決したいと思っています。そして、実際に解決してきました。

今までは目に見える形だったので、設備を整えたり、新しいモノを作り出すことで解決してきましたが、今回は気持ちの面で解決しなければいけませんでした。

みんなで話し合った結果、力を持ったおじいさんにみてもらうことになりました。
力を持っているというのも、僕には理解することは難しかったのですが、スタッフが心の底から安心できるおじいさんの元でお祓いをすれば全てが解決すると思っているので、反論をする意味もないですし、おじいさんに会いに行くのが最善の方法だと思いました。

宗教

鶏の卵や糸、呪文を使って、なんども倒れてしまうスタッフの体の中にいる悪いモノを取り除いてもらいました。

最後にはスタッフ全員「スラオイタック」という水かけの儀式で心も体もすっきりすることができました!

 

仏教や村の伝統を言葉として理解するのは、勉強をすればできることです。

世の中にはいろんな考え方があります。
一つとして同じ考えがあると思いません。
みんな感じ方は違うし、価値観も違います。
仏教をひとつとっても、捉え方によって違うものは無限に存在します。

大事なのは、それらを受け入れるか。だと今回勉強させてもらいました。

世界に目を向ければ、宗教の違いで迫害されてきた方たちや宗教間での戦争も未だに続いています。

ひとつに固執して、受け入れることを忘れてはいけないと強く思えた1日でした。
生きていること、好きなことができていること、大切な人がいることに常に感謝を忘れず生きていきます。

大事なことは、形容詞を取っ払って、その人・モノ・ことが好きかどうか。

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山勢拓弥

http://kumae.net

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